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ブラック企業の危険性

ブラック企業で仕事をしていると、普通の人は人間性を磨耗していきます。多くの人は良心を持っていますから、一度や二度はお客を騙すことができてもいつまでも騙し続けることはなかなかできません。早晩そのようなやり方に抵抗を感じるようになるはずです。もしそこで抵抗を感じないのだとしたら、その人は既に人として大切な何かをなくしていると言っても良いでしょう。

では真っ当なやり方にして通じるかというと、そもそも真っ当なやり方で上手くいくのであればあくどいやり方などせずに済んだはずなので、そうそう上手くいくはずもありません。結果として、良心の呵責に苦しむことになるのです。そのような仕事を続けていくことは大変危険です。うつ病などで精神を病んでしまうこともあるからです。

また人事の専門家達も、ブラック企業に勤め続けることの危険性を指摘しています。このような環境に長く身を置き続けていると、仮に辞めたとしても拭い難い独特な空気に染まってしまうからだといいます。たとえば、インモラルな局面に遭遇しても何も感じない、といった風にです。これは言動だけでなく、面接で会っただけでも感じることができるといいます。そういう人は笑っていてもどこか緊張感みたいなものがあるそうで、それは今後どれだけ良い環境に身をおいたとしても治らないそうです。

そのため専門家は、普通は三年は勤めるべきではありますがブラック企業である場合に限り一年以内に辞めることを勧めています。長くいればいるほど悪化してしまうからです。